今日のめでたい。モレスキンの手帳。

指先でそれに触れたとき、

この商品の企画の際には、

よほど時間をかけてこの素材を選び抜いたんであろう、と思わず

商品企画の方の見たことのない顔を思い浮辺てしまう。

正しくは想像してしまうなのだけど・・・

 

昨年の七月から溺愛している手帳はモレスキン。

ハードカバーのネイビー色を使っている。

 

言わずと知れた有名な文具メーカーだが、

溺愛と言っておきながら私は全然その存在を知らなかった。

ましてや、ベーシックタイプの手帳やノートについては、

見た目だけでこの商品を買うことは決してないと思った。

だって高価だし、何よりあの重厚感あるカバー、

少し大人が強すぎる。

それなのに、

中途半端な7月にわざわざモレスキンに買い替えた。

それまでずっと、

バインダー式の革でできている手帳を何年も使っていたのにだ。

 

きっかけは、単純。

知り合いがモレスキンのハードカバーを使っていて、

そこに私が書き込む機会があった。

はじめてモレスキンの手帳を

触って、広げて、書いてみて、

すぐさま自分のものとして持ち帰りたくなる程、

相性の良い手帳だった。

それに一瞬で気づいたのだ。

 

何度も触りたくなるあのカバー。

指先で揺れると、

しっかりした芯は感じるが、

とても暖かい柔らかさも持ち合わせている。

べたっとくっつく感じがないミリ単位の薄いシワは、

持ち主と手帳との間にあるうっすい壁のようなイメージ。

狎れ合い(なれあい)ではなく、

馴れあいの関係を築く為のけじめのシワである。

だから持ち主は、

とても大切に使える。

尊い気持ちをもって触れられる。

 

そして、そのカバーの中にぎっしり詰まった紙も。

ページをめくるときに感じるのは、

本の感覚だ。

手帳というと、

それに予定などを書き込んで完成していくイメージだが、

この手帳は、一冊の本としてすでに出来上がっている。

それは充分な手間ひまがかけられて仕上がった様子を感じるという意味。

だからやっぱり持ち主は、

とても大切に使おうと思えるし、

尊い気持ちをもって書き込める。

 

それに、そんな立派な手帳だから、

持ち主はこれを使用するたびにモチベーションがあがる。

この立派さは持ち主の格をあげてくれる。

 

それにしても、

なぜ七月に買い替えれた?

いくら何でも中途半端な、

と思われそう。

 

偶然だったのだが、

知り合いのモレスキンに書き込む機会が6月だった。

どうしても欲しくなってすぐにアマゾンで調べてみたら、

なんと7月始まりバージョンが売られていたという感じ。

ちょっと奇跡を感じてしまった。