今日のめでたい。桜。

今年の冬は長く感じた。

大寒波の影響は、雪を降らせたり水道管を破裂させるなど、

人々に厳しい試練を次々と課して去っていった。

そんな大寒波の末、今年も桜が咲いてくれた。

大寒波で頑張ったご褒美か、

例年よりだいぶ早く開花したようだ。

 

なんでだろう、

毎年必ず桜は咲くというのに、

咲いてしまうととても慌ててしまう。

絶対見逃したくない。

一刻も早く見に行かねばと、

天気予報をくまなくチェックする。

桜が咲くと決まって雨が降る気がしてならない。

 

おととい、仙台でも開花したとニュースで知り、

その日のうちにさっそく桜の名所に見に行ったら、

その場所はまだ咲いておらず、

それでも少し花びらが出ているつぼみを見ることが出来た。

 

今日にはだいぶ贅沢に咲いている姿を見ることができた。

豪華で、華やかで、それでいてあっという間に散ってしまう儚さ。

どうしてあんなに雅な美しさなんだろう。

まるで一目ぼれするようなハッと胸を締め付けられる美しさがある。

 

わたしが思うに、

辛いと人は時間の流れを長く感じる。

だから冬は長く感じる人が多いだろう。

そんな末に訪れる春。

寒い冬を生き抜いた人の頑張りを讃えるかのように、

桜は満開に咲いてくれる。

なんとなく、

頑張った後のご褒美をもらっているような、

そんな幸せ感が桜にはあるんだと思う。

 

このコラムを打っている最中にも、

数えきれない人々が桜を愛でているところだろう。